4歳、薄すぎる大人の仮面をつけた子供
4歳、おませちゃんですよね。
少し先のことを想像できたり、物事の因果関係も少しずつ理解できる時期です。
おしゃべりももう止まりません(。-∀-)
でもその大人の仮面、とてもとても薄いです。
「ピュー」と風が吹けばひとっ飛びで、子供の素顔なんてあっという間です。
そのくらい4歳って幼いです。そうです幼いんです。
いくら成長したと思っても、圧倒的に赤子よりの存在なのです。
それを肝に命じてお付き合いするべき存在なのです!
4歳児の困った行動、その原因はいったい?
言うことを聞かない、すぐ怒る、泣き叫ぶ、乱暴…
4歳前後になってくると、パワーも増し収集がつなかくなり手を焼くこともよくありませんか?
魔の2歳、悪魔の3歳なんて言う時代をやっと乗り越えてきたはずなのだけど、それとはまた何か違う困難が4歳児の子育てにはあると思います。
理解力・想像力がより豊になる時期
ですが、一方で「こんなことまでできるようになったんだ」とか「そんなことまで考えるようになったのね」と感心してしまうくらい成長している部分も沢山ありますよね。
身体能力については全身のバランスを取る能力が発達し、体の動きが巧みになる時期ですし、
そしてなにより、「〇〇したらこうなる」といったような想像力・理解力がぐんと上がるこの頃は、目的をもって行動したり挑戦しようします。
しかし一方では、実際の自分の力も想像できてしまい、その結果、躊躇したり不安に感じたりすることも多く感じている時期でもあるのです。
そして、自分と他社の区別もはっきりと理解しているので、子供自身も「比べる目」が育ってきているのです。
例えば、自分が人よりもできることがあれば、それははっきり「優位である」と認識していますし、
反対に他者よりもできないことに対してもきちんと自覚し、時には劣等感を抱くこともでてきます。
「こう見られたい、思われたい」、反対に「こんなふうには見られたくない、恥ずかしい」といった内面も着々と育っているのです。
まだまだまーだ、子供の部分が大きい!
とはいっても、そんなにコロッと大人のように自分を押し殺したり、他者を優先したりするようにはもちろんなりません。
なってしまったら怖いです( ;∀;)
「一番になりたい、勝ちたい」という競争心や、「カッコよく思われたい、可愛いと思われたい」といった自尊心を心に秘めていますが、
上手くいかなかった場合は、その気持ちは音を立てて崩れ落ちてしまうほどもろいものなのです。
調子のよくない時にそんなことになれば感情は爆発します。
それが4歳なのだと思います。
お兄さんお姉さんのように平気な顔を保つことはできなのです( ̄▽ ̄)
他者との協調をまなび始める時期
社会性を育み始めるスタートライン
4歳、この頃はまさに「当たって、砕けて、そして受け入れる」の繰り返しの時期なのです。
友達や仲間との関わりはとても喜しく楽しさをより感じるようになる一方で、トラブルも増えます。
楽しく遊んでいたかと思えば、自らの思いもよらぬ事態を受け入れることができず怒り爆発で主張をぶつけることも。
それが受けれられたり、はたまた受け入れられなかったり…
でもそのやり取りを重ねる中でお互いに合意し納得していくという経験を少しずつ積んでいくのです。
やっと他者と協調して生活していくスタートラインに立ったのです。
小さいハートを守ってあげる時期
子どもの社会性が芽生えはじめるこの時期は、子どもの自己肯定感や他者を受容する感情を育む大切な期間です。
少しずつ自分の気持ちを抑えることや我慢をすることを身に付け、他者と協調していくということをただいま経験中なのです。
成長と逆行してみえるような行動や甘えが増えることもありますが、実際、まだまだ子供なのです。
子供だって、四六時中がんばっていられません。
沢山の葛藤を抱えながらサバイバルしています!
そんな子供のがんばる気持ちやプライドを守り尊重してあげることを少し意識して、
大変なこの時期を一緒に乗り越えていけたらいいですね(*´-`)
ちなにみ、今日わたしは、めちゃくちゃ流暢な日本語で宇宙人バリのハチャメチャ理論を押し通そうとする娘とバトルし疲れ果てました…( ;∀;)
傷つけないように叱るのも、ほんと、気つかいますね(涙)疲れた〜
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今日お話した内容は私が独学で保育士資格を取得した際、よく目にしていた
を参照して書き下ろしました(*´-`)
保育士さんや保育士を目指す方以外あまり目にするものではないとは思いますが、
年齢に応じた発達や保育の指針が示されているので、子育ての簡単な目安になりますよー!